オマージュコラボ 2

  ~ 佐藤さとる 「だれも知らない小さな国」 ~


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小さな影が横切った気がした、泉のそば。

【ルルルッ・・・・・】

背中にコツンとあたった、青いガラス玉。

【コレカラ コノヤマヲ ドウスル ツモリ。】

今もきっとそこにある、矢じるしの先っぽの国。






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コロボックルに出会ったのは小学生の時。
楽しくて楽しくて、あっと言う間に読み終えて、
飽きることなく何度も何度も繰り返しては読んだ。
あまがえるの皮を着たりミノムシのコートを羽織り、
小さなインク瓶の上に座り、或いは傘の骨に座り、
黒い影となって僕のそばに現れるコロボックル。
彼らの国でもある小山を、いつか自分も見つけられるような気がした。
よく目を凝らせば、机の上の本立ての後ろにだって
影を見つけられるような気がした。

大人になった今も、時々思い出す。
忘れないでいたいと願う。
たくさんの子供達に触れて欲しい本。触れて欲しい世界。
矢じるしの先っぽの国、コロボックル山の物語。




オマージュコラボについて
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by nagiwo | 2004-12-15 23:29 | Homage-Collabo
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