<   2004年 07月 ( 11 )   > この月の画像一覧

いつのまにか

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ナゼ?

ナゼ?

って思うのは感じているから。
そう思うのは感じているから。
鍵を手にドアへ向かう。

気持ちはもう動き出している。
私を乗せて走り出している。




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by nagiwo | 2004-07-29 19:58 | Gray

あの日の記憶

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懐かしい声
懐かしい音
懐かしい匂い

ザワメキと静寂と木目の数
照りつける強い陽射し

汗のにじむ白い帽子
風に飛ばされた夏のあの日




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by nagiwo | 2004-07-26 22:43 | Gray

鬼灯

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ぽん

ぽん

ぽん

音をたててはじけよう




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by nagiwo | 2004-07-25 20:02 | Green

キミを思って

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キミを思って、
キミを思って、
僕はこの手を灯りにかざす。

キミを思って、
キミを思って、
僕は心を陽射しにさらす。




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by nagiwo | 2004-07-21 23:56 | Varicolored

水と緑と縞々の午後

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暑い毎日が続いています。皆様いかがお過ごしでしょうか。
しかしこの暑さ、まるで服を着たまま温水の中につかっているような息苦しさ、
かなりこたえます。ふう。

連休中に出かけた先で出会った涼しげな光景。
流れ出る水の音に誘われるように歩いて行くと
縞々のスイカがポッカリと顔を覗かせていました。
緩やかな水の動きに呼応して時折その向きを変えながら、
プカプカと心地良さそう。
水面に写る緑がスイカの縞々とその色を分け合うように揺れています。
ほんのひと時、暑さを忘れた午後でした。

皆様にもお裾分け。
どうぞお体に気を付けてお過ごし下さいませ。




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by nagiwo | 2004-07-20 22:57 | Green

見つめていたい

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約束もしない
誓わない

ただ緩やかな思いだけを眺めていよう




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by nagiwo | 2004-07-17 01:09 | Varicolored

正直な草々の囁きを聞く

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足元を見よ。
草たちがそうささやく。

肝心なコトを見逃していないか?
大切なコトを忘れていないか?

風に急かされながらどれだけ思考しても
答えなんて出やしないのに。

足元を見よ。
ささやきがぐるぐると渦巻く。

・・・ということはまだ、
決して遅くはない、遅くはないんだ。




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by nagiwo | 2004-07-15 22:30 | Gray

collabo-works怪談絵巻 2

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collabo-worksとは!?


「 山上 」
   Storyteller:marc ishiya
   Photograph:nagiwo



「あたしが死んだら、あの山の上に埋めておくれよ」

母はいつもそう言って笑っていたものだ。
母の死など思ってもみなかったが、冬のある日のこと、
風邪をこじらせた母が重い肺炎にかかったときは、
苦しそうにしている母を見て、言うとおりにしようと心に誓った。

その山の上には、何があるわけでもなかった。
頂には、雑木林や竹藪などがあり、ちょうど街を見下ろせるあたりに、
柔らかい土が露出していた。

僕は若い頃からの博打好きで、病院の帰り母を車に置いてはよくパチンコをした。
母は、「♪はるかな海に陽は沈み、月が高みにかかるころ、
街の灯りがきらきらと・・・なんて歌の本をさ、
子供のあんたに読んで聞かせたから、
パチンコ屋の灯りが好きになったんだわねえ、早く帰っておいでよ」
といつものように笑って手を振った。
母の歌は、いつもそこで終わる。思い出せないのだ、僕にも。

我を忘れた。

打ちひしがれて帰って来ると、車の中で母が苦しげに息をしていた。
「母ちゃん・・・・・・」母は返事をしなかった。
急いで病院へ引き返した。
集中治療室へ運ばれる母の小さな身体を、ぶるぶる震えながら見ていた。
それが母の・・・・・・最後となった。

「母ちゃん、置いて行かないで・・・・・・」

次の夜、泣きながら母を背負って山に登り、約束を守った。
泣くだけ泣いた翌朝、家には戻らなかった。
路上とパチンコ屋を往復しながら、乞食のように暮らした。
母を置き去りにしたことを思い出すたび、胸をかきむしられるようだった。

いつも路上から、母のいる山が見えていた。
夏の夕暮れ、その山に登る気になった。
3度崖からすべり落ち、3度木の枝に頬を打たれた。
ひとしきり強い雨が降って、びしょ濡れになった。
山頂近くのくぬぎ林まで来ると、鳥が鳴き騒いだ。

母が怒っている・・・・・・

泥にまみれ、傷だらけになり、雨に濡れて、
ようやく山の頂に着いたとき・・・・・・それを見た。

全身に鳥肌が立った。
埋葬した母の周りに、花が咲いていた。


思い出した・・・・・・

♪はるかな海に陽は沈み
月が高みにかかるころ
街の灯りがきらきらと・・・

またたく星をつれてくる
お花も咲いた 鳥も来た
みんなあなたに会いたくて



                              marc&nagiwo




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by nagiwo | 2004-07-10 20:28 | Collabo-Works

とろりオレンジ

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風の言いなりに飛んできた。
抗わずともわかるのは、
熟した日々の行き着くトコロ。

誘うオレンジ。
トロリと絡んだ爪先が、
蜜の甘さに浸りたがる。

羽を広げて浸りたがる。




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by nagiwo | 2004-07-09 12:31 | Varicolored

滴り雨に酔う雫

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窓枠の額縁
踊るドットは赤・ミドリ・青。
弱い光の縁取りで
七月七日の夜をしとしと飾りつけ。

年に一度の滴り雨。
年に一度、酔う雫。




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by nagiwo | 2004-07-07 22:31 | Dark