<   2004年 11月 ( 10 )   > この月の画像一覧

ある日森にて

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風が抜けてく。
色づく森が笑う。
枯葉の音があなたの、
やって来るのを知らせてくれる。




ついでにもう少し
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by nagiwo | 2004-11-30 19:45 | Brown

ひそかなタタカイ

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嫌だけれど避けては通れないアレコレ。
毎日ヒトツずつでいい、消してゆく。



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by nagiwo | 2004-11-26 21:58 | Gray

ひかり

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朝のささやかな印
喉を撫でる冷たい空気
少し茶色い葉っぱの上で
すっくと上を向くのは光




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by nagiwo | 2004-11-22 20:57 | Green

見つけてほしい

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残されたモノの声
残されたモノの嘆き
残されたモノの足取り

遥かなる青い場所へ届けるべく
二本の足で立ち続けている



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by nagiwo | 2004-11-19 20:33 | Green

冬の顔して

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頭に来ているから
背中合わせなのに・・・。

その背中合わせがスゴク、
暖かいコトに気づいた。
じんわりと泣きたくなる程暖かい、
冬の顔したあなたに救われる。



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by nagiwo | 2004-11-17 06:15 | Brown

collabo-works怪談絵巻 6

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collabo-worksとは!?


「 命のぬくもり 」
   Storyteller:marc ishiya
   Photograph:nagiwo



お腹をさすりながら女は言った。
「これが神様の思し召しなら、産んで育てたいの」
それを聞いて、男は少し躊躇した。
子供が20歳になるまで、果たして生きていられるだろうか?と。
これは、その瞬間男が抱いた偽らざる感想だった。
「君の身体が心配なんだ」と男は少し目を伏せた。
「大丈夫よ。本当に強い子なら、ちゃんと生まれて来るから」

その後1週間あまりで女の体調は急に優れなくなった。
重い足取りで産婦人科に行くと、
流産するかも知れないと医師が言った。
50歳では高齢出産の許容範囲を超えているというのだ。
「様子を見ますが、恐らく今晩あたりから出血が始まるでしょう」

その夜、まるで計ったように出血が始まった。
男は車を走らせて女を産婦人科に運んだ。
熟練した看護師がテキパキと対応した。
「心配いらないよ・・・・・・今先生を呼ぶからね」

1時間もしないうちに、不運な命の固まりはゆっくりと母体を離れた。
病室のベッドに戻った後で、女は激しく咽び泣いた。


許して・・・・・・


男は震える女の肩をさすりながら、
「もう、いいから・・・・・・泣くな」と言った。
すると女は、真っ赤に泣き腫らした目でじっと見た。
唇が震えて思うように言葉を発することが出来ないでいた。

・・・・・・あの子を・・・・・・

二度も・・・・・・見殺しにしてしまった・・・・・・


謎めいたその言葉の意味を女から聞き終わったとたん、
男はベッドのへりにへたりこんでしまった。

11月21日。
生まれることの出来なかった子供の出産予定日は、
そのまま、亡くなった娘の誕生日だった。
男は自分の体中に鳥肌がたつのを感じた
震える手で胸ポケットから手帳を引っ張って、
いつも定期券の裏に入れているボロボロになった娘の遺書を取り出した。


【親よりも先立つ不幸をお許し下さい。
あたし、もう一度生まれ変われるんなら、
またお父さんの子供になろうかな・・・・・・】



                              marc&nagiwo



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by nagiwo | 2004-11-15 00:54 | Collabo-Works

海に抱かれて

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潮が髪をざわめかせて、
その分心が静まってゆく。

この場所この匂い、
手に触れた枯れ草を弄ぶ。

海の色が変わるまで、
海に抱かれてとけるまで。



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by nagiwo | 2004-11-10 23:09 | Gray

リズム

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ザワザワと人の成す喧騒
時折触れるフォークの音
歩き回るギャルソンの靴
コオリが歌う銀のポット

脱いだ上着の分だけ
軽くなる気持ち

澄んだガラスに映えて
ひるがえる気持ち



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by nagiwo | 2004-11-08 19:30 | Brown

今日の終わりにもう一度

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きっともうダメだと思っていたコト。
もう一度、
まだまだ、
できるかもしれない。

そんな気がした一日の終わり。
今日の終わりにもう一度。



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by nagiwo | 2004-11-05 21:16 | Varicolored

季節の力を感じるトキ

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4つある季節の中で一番好きなのが秋。
どの季節にもそれぞれに素敵なトコロがあるのだけれど
私の中ではどうしたって秋には敵わない。

少しかさついて見える木々と
次第に色味に茶色いモノが混じり始める葉っぱ。
キッパリとした夏の色を失いつつあるそんな中に
独特の黄色や朱色がポツポツと混じって秋色が完成する。
落ち葉のたてる音をもっと聞きたくて
いつもより少し遠回りしたりしてしまう。

秋に呼ばれて、モノグサな自分が行動を起こす。
季節の力を感じるトキ。



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by nagiwo | 2004-11-03 07:22 | Brown