<   2004年 12月 ( 10 )   > この月の画像一覧

ヒトリじゃない

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諦めかけた僕の手を
握ってくれる人がいた
諦めかけた僕の肩に
頬寄せてくれる人がいた

背を向けることも
泣くことも
過程でしかなくて

あの人やあの人や
差し出された手の輪の中で
僕は生きている



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by nagiwo | 2004-12-27 19:49 | Varicolored

祈りの夜に

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静かで暖かな夜があなたを包んでくれますように。



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by nagiwo | 2004-12-23 23:23 | Varicolored

キスの向こう側へ

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何度も 何度も 何度も
キスをして キスをして キスをして
あけた目が合って笑って
それなのに涙が出るような キスの向こう側へ行こう



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by nagiwo | 2004-12-21 19:37 | Blue

証明

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コトバもないままに握り締めた手だけが、息をしている。




私から
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by nagiwo | 2004-12-19 19:56 | Brown

オマージュコラボ 2

  ~ 佐藤さとる 「だれも知らない小さな国」 ~


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小さな影が横切った気がした、泉のそば。

【ルルルッ・・・・・】

背中にコツンとあたった、青いガラス玉。

【コレカラ コノヤマヲ ドウスル ツモリ。】

今もきっとそこにある、矢じるしの先っぽの国。




<-----佐藤さとる「だれも知らない小さな国」>
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by nagiwo | 2004-12-15 23:29 | Homage-Collabo

ココロが知っている

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次に会う時もそのままのキミだよ。
返事はしなくていい。

顔を上げたら歩き出せるよ。
ココロが知っている。



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by nagiwo | 2004-12-13 20:05 | Green

つづく、日々。

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続く。
ただ、ただ続く。
続いて繋がって、僕になる。



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by nagiwo | 2004-12-11 00:06 | Gray

collabo-works怪談絵巻 7

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collabo-worksとは!?


「 聖夜 」
   Storyteller:marc ishiya
   Photograph:nagiwo



「その人なら3,4日前に店に来とりましたわ」
と店番の女性が言った。
「人形を見てボーッとしとったです」
「何かほかに変わったことはなかったですか?」
「なんも……ただ……」
「ただ?」
「フランス人形見つけた時は泣いちょりましたね」
「フランス人形って?」
「そこそこ、そこに置いてあるでしょうが」
刑事は指さされたフランス人形を手に取って見た。
金髪が可愛くカールして透き通るような青い目をしていた。
人形など型枠にはめて作るのだからどれも同じはずだと思っていたが、
微妙な表情の違いがあることに気がついた。

***

これで男の足取りはすべてつかめた。
男が銀行の金に手をつけ始めたのは3年前、
女房が腎臓病を患ってからのことだった。
治療費や薬代もかさんでいたのだろう。
横領が発覚する5日前になって突然男は姿をくらました。
家族に行き先も告げずに、山陰の小さな温泉町へ逃げて来た。
明くる日、その店に立ち寄って二つ買い物をしている。
一つは大きめのフランス人形。
もう一つは小さな犬のぬいぐるみだった。
遺書には、「フランス人形を娘に」とあった。
刑事が最後まで腑に落ちなかったのは、
これから首をくくって死のうという人間が、
なぜ犬のぬいぐるみをポケットに忍ばせていたかということだった。
「ほかに貢いでいる女、いや共犯者がいたのではあるまいか?」
子供を産ませた弱みで金をゆすられていたのではないか?

***

夕闇が迫る頃にようやくそのアパートを探し当てた。
外階段が赤く錆びついたみすぼらしい感じのアパートだった。
いつのまにか空から白いものが落ちて来て、
北風がそれをまき散らし、そこらじゅうに白い渦が出来た。
そう言えば、今夜はクリスマスイブだ。
玄関のドアを叩くと、「はい」と中から返事があった。
警察手帳を見せてから、
「お焼香をさせてまらえますか?」と頼んだ。
女はちょっと躊躇した様子だったが、
小さく頷いて「どうぞ」と招き入れた。
病的だが美しい顔立ちの女だ。
仏間で焼香を済ませてから後ろを振り向いたとたん、仰天した。
(双子!)
……ではなかった。
女の子が例のフランス人形を膝の上に抱いていたのだ。
刑事は店先で男が泣いていた理由をその時初めて理解した。
買って来た菓子折を差し出しながら、
「奥さん、ひとつ聞きたいことがあるんですが」と切り出した。
女は真剣な顔をして刑事を見つめた。

「ご主人、亡くなる前にもう一つ人形を買っていたんですよ」
「なんのことですか?」
「捜査のこともあり今日まで私が預かっておりましたが……」
と大人の手のひらに乗る位の犬のぬいぐるみを差し出した。
それを見た女の目が、一瞬カッと見開かれた。
「これを胸のポケットにしまっておられたんですよ」
女はそれを左手のひらに乗せるなりぶるぶると唇を震わせた。
やはりほかに女でもいたのか……
真っ赤になった目から涙がポタポタと落ちて、
ワーッと獣のような声で泣き出した。



「寒いな……」

外に出たとたん刑事はコートの襟を立てた。
今夜は本格的な雪になるのかも知れないと思った。
今の今まで俺はいったい何をして来たのだろう。
刑事は心の底から自分の浅ましさを恥じた。
クリスマスの夜に早く帰って、
一度でも家族と共に過ごしたことがあっただろうか。
仕事だと言い訳しながら、本当は逃げていたのではなかったか?
男が最後に買ったそのぬいぐるみは、
亡くなった息子へのプレゼントだったのだ。
その子は犬が大好きで、2歳の時に白血病で死んでいた。

大きな綿雪がふわふわと降り始めた。
公園のライトアップの中にその男の子がいた。
プレゼントを抱えて嬉しそうにステップを踏んでいる。
刑事は手袋で涙をぬぐいながら近づいて、
「父さんから、もらったのかい?」と声をかけた。
すると男の子はつぶらな瞳で刑事を見つめてこう言った。
「おじちゃんはもらえなかったの?」
刑事は泣き笑いしながら夜空を見上げた。

「もらったさ、今夜」



                              marc&nagiwo



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by nagiwo | 2004-12-08 20:08 | Collabo-Works

深音

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グラリとかしいだままでいる。
あの時から一度も、目を開けていない。

浮かび上がる日はもうないと知りつつ
光を待っている。
まぶたに触れる光を待っている。



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by nagiwo | 2004-12-05 21:02 | Varicolored

冬の畑にあったモノ

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12月に入りました。
そういえばこの時期の田んぼや畑ってどうなっているんだろう?
ふとそんなコトを思ったので
冬の畑を見に出かけました・・・ら、なんにもありませんでした。
ちょっと硬そうな土がむき出しになっていて、
ところどころに何かを燃した跡があったり、
大量のみかんの皮が捨てられていたり。
「最近誰もかまってくんねーよ。」とか言ってそうな
トラクターが置いてありましたがこれがなんだかキュートでした(笑)
壁に引き続き乗り物も好きで。
自然界に色を添える赤も好き。
もうちょっとしたらまた活躍して、がががと土を耕すんでしょうね。




トラクターの後ろには
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by nagiwo | 2004-12-03 02:20 | Varicolored